今回はいつも違う切り口から食育をお届けします。
今月は徳島県名西郡佐那河内村の農家さんのところへみかんをとりにいきました。
カラーズではほぼ毎月、園外へ出て食育の活動をしています。
農村体験は食べ物の成り立ちを直接目で見て、触れる、五感を使った活動により、子どもの成長を促しています。
そのことは多くの方がご存じかと思いますが、実はもう一つ大きな狙いがあります。
(伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配意及び農山漁村の活性化と食料自給率の向上への貢献)
第七条 食育は、我が国の伝統のある優れた食文化、地域の特性を生かした食生活、環境と調和のとれた食料の生産とその消費等に配意し、我が国の食料の需要及び供給の状況についての国民の理解を深めるとともに、食料の生産者と消費者との交流等を図ることにより、農山漁村の活性化と我が国の食料自給率の向上に資するよう、推進されなければならない。(食育基本法より抜粋)
上記に記されたように農家さん(生産者)と園児(消費者)との交流を大切にしています。
園内保育では学ぶことができない、また小学校にいってもなかなか学ぶことができない、貴重な経験があります。
今回はみかんについて子どもたちからたくさんの質問がありました。
「どうしてみかんは丸いのか」
「美味しいみかんの見分け方」
「みかんの種類はどれくらいあるのか」
など、農家さんの返答に耳を傾けながら熱心に聴いている姿が印象的でした。
カラーズでは活きた食育活動を保育の一環として、取り組んでいます。